電源が入らなくなったと PowerMac G4 MDD をお持ちいただきました。
どうもPMG4MDDは電源系が弱く、以前からこのトラブルがちょこちょこあります。
今回の故障の原因は、電源ユニットでした。
仕事に急ぎ必要なデータが残っているそうなので、データを取り出してお客様にお渡しして、さらに細かな故障箇所の特定に入っていきます。
電源ユニットを取り出して
分解
どこが悪いかというと…
まずはここ(中央です)
目視で分かるレベルで、ヒューズが飛んでしまっています。
また、目視では判別できないところで、電源ユニット内の基盤の一部に損傷があるようです。(ここの修理は専門の業者さんにお願いしました)
さて。
基盤の修理が終わった電源ユニットを取り付けて、一番初めはいつもドキドキしながら、スイッチON!―――電源、OK!
念のため連続稼働と再起動のテストを繰り返し行って、100%電源が入ることを確認して、やっとパソコンとしての修理は完了です。
大急ぎでお客様に電話して、「修理、終わりました~!」とご報告。
お近くの方でしたので、その日のうちに取りに来て下さいました。