朝一番、「パソコンが起動しないんです」とお電話が。
おとといまでは使えていたのですが、昨晩からいつもの画面が出てこなくなったそうです。
「今、どんな画面になってますか?」
「青い画面になんか英語が書いてます」
わかりました。ブルースクリーンですね。。。
ご近所さんでしたので、パソコンを直接お持ちいただけることになりました。
さて、パソコンの電源を入れると、青い画面に UNMOUNTABLE_BOOT_VOLUME とエラーが。
なにやらカタカタカタ…と異音もしています。
これは先日のSMARTエラー と同様に、ハードディスクが瀕死の状態にあるときのメッセージ。
「カタカタ」という異音が「カッコン、カッコン」に変わってしまうと、データが取り出せなくなるか、ウン十万円かけてデータ救出専門の業者さんに依頼しなくてはいけなくなります。
「子どもの写真が、まだ入ってるんです。あと、住所録も」
・・・・・すぐに、作業開始です!!!
無事、お子さんの写真も住所録も元通りにできたパソコンをお渡しする際。
「お客さま、それまでもパソコンの調子、悪いことなかったですか」
「うん、何度かこの画面出てたんやけど、次の日になったら使えてたし、そのまま使ってたわ」
ハードディスクには人間のように自然治癒力がないので、症状はどんどん悪化していきます。
電源のON-OFFの繰り返しも、残り少ない寿命がさらに縮まってしまいます。
今回はきちんとデータが取り出せましたが、エラーが出たまま使い続けると救えるデータも救えなくなってしまいますので、この画面↓が出たら、お早めにご相談くださいね。