ルーター

最近はスマートフォン等の普及もあって、WiFi(無線LAN)を使われるお宅も増えて来ました。

その場合はBuffaloやNEC等の無線ルーターを購入されて設定されていると思いますが、
最初に設定した後はあまり触ることが無い場所だと思います。
でも、最近調子が悪いとか接続が不安定であるなどの不具合がある場合は、
ルーター内部のファームウェアを疑って見て下さい。

ファームウェアとは、ルーターを制御するための小さなソフトです。

そちらのソフトで無線の速度や設定を全て管理しています。
通常は出荷された段階で最新の状態のものが中に入っているのですが、基本的には勝手に更新されることが無いものですので、何かしらの不具合がある状態で使っているかもしれません。

メーカーサイトには、不具合が見つかった場合や新しい機能が追加された場合など新しいバージョンのファームウェアが提供されています。
このファームウェアを更新することで今までの不具合が一気に解決することが多々あります。
更新のやり方に関しては各メーカーやご使用状況により変わって参りますので、
詳しく説明することはできませんが、一例を載せておきます。

 

  1. ルーター内部へアクセスします。写真のルータの場合は、「http://192.168.11.1」で設定ページへアクセスできます。IDとパスワードを求められますので入力します。
  2. 中に入るとステータスを見て現在のファームウェアのバージョンを確認します。
  3. バージョンの確認ができたらインターネットでメーカーの製品ページに行って新しいファームウェアが無いか確認します。
  4. あった場合はダウンロードして希望の場所に展開します(この場合はデスクトップ)
  5. 再度ルーター内部の管理画面からファームウェアの更新作業を行います。先ほどの新しいファームウェアを指定します。
  6. 更新ボタンを押せば更新が始まります。
    ※注意:ファームウェアは根本的なソフトを書き換えますので、途中で止めたり、電源を切ったりすると二度と復帰できない可能性がございますので慎重に行って下さい。
    なお、無線環境からの更新の場合は失敗する可能性がありますので、できれば有線LANで接続して行うことをお勧め致します。
  7. 更新には約5分程かかります。更新が終了すると再起動しますので、しばらく待ちます。
  8. 更新が正常に終了したか確認します。新しいバージョンになってることが確認できると思います。
ファームウェアを更新しても動作が不安定な場合

 

は、他の原因が考えられます。
その場合は出張でお伺いして見させて頂きますので、ティーエヌケーまでご連絡下さい。