無線LANを使用する場合や2台同時にインターネットに接続される場合は大抵無線ルーターを導入する場合がほとんどです。
でも一台しかパソコンをネットに繋がずに、しかもeo光やBフレッツを使用される場合はPPPoE接続の設定でネットに繋がれている方も多いと思います。

PPPoE接続しているかどうかは、パソコンの起動時や、インターネットでホームページを見ようとするときに、「○○へ接続」といった表示が出てくるかどうかでわかります。

PPPoE接続

このような表示が出てくるパソコンは、ルータを使用されずに、PPPoEで接続されています。
PPPoE接続時は、ウイルス(ワーム)に狙われやすいこと以外にも不具合が起きやすくなります。

WinVista ロゴ画面

これはWindowsVistaですがこの起動ロゴから先に進みません。ぐるぐると回っているだけで起動する気配がありません。
何回も電源を入れたり切ったりしていると、30回に1回などごく稀に立ち上がることがある、という症状です。

デバイスマネージャー

正常に起動できたときにデバイスマネージャーを見るとネットワークアダプタに訳の分からないものが多数できています。
画像では「isatap」が沢山ありますが、一番上の「6to4」も沢山出来る場合が多いです。
これらがインターネットに接続をする度に増殖→パソコンの起動時に読み込みに行く→数が多いと読み込み途中でパソコンが応答しなくなる→起動ロゴから進まない
このような流れです。
画像ではVistaですが、一応Windows7でも似たような事例はあるようです。

対応策としては、

Windows Vista でルーターを介さないインターネット接続環境下で起動すると、ネットワーク アダプター内に ISATAP アダプターおよび 6TO4 アダプターが作成され Windows が起動できない場合がある
http://support.microsoft.com/kb/966326/ja

Windows Vista、Windows 7、および Windows Server 2008 で特定の IPv6 (Internet Protocol version 6) を無効にする方法
http://support.microsoft.com/kb/929852/ja

のようなものがありますが、当方では上記の対応をしても再発した覚えがありますので、気休め程度にしかならないとおもいます。
根本的解決にはルーターを導入されることでグローバルIPがパソコンに直接割り当てられてウイルスに狙われる心配もなくなりますし、起動できない心配もなくなりますので

PPPoEで接続されている方は是非ルーターの導入をお勧めします。